校長コラム

2023年10月16日

子どもの習い事 賢く選ぶ ポイント10

お子さんの成長に伴い、「習い事をさせてみたいけど、うちの子には何がいいの?」と、お悩み中の保護者の方も多いのではないでしょうか。

年間1.2万人が受講する、1歳から高校生までのキッズダンス専門Ti-ccha(ちっちゃ) KID’S DANCE SCHOOL 校長であり、チャイルドコーチングアドバイザーTi-cchaより、「どんなポイントに注意して習い事を探したらいいか」をお伝えしますね。

私自身も、小学生2名、園児1名、3人の男の子の母です。

ダンス以外にも、自分の子の習い事を探した経験があります。
探し始めると、考えることがたくさんありすぎて、疲れてしまいますよね。

習い事探しのポイントとなるのは、下に挙げた10項目。

  1. 習い事の種類
  2. 自宅からのアクセス
  3. 通える曜日
  4. 月々の費用
  5. 成果発表の費用
  6. 先生の質
  7. 受講するクラスの雰囲気
  8. 得られる技能
  9. スタートする時期
  10. かけもちする習い事の数

このように、さまざまなことを考慮する必要があります。

これら習い事を賢く選ぶ10のポイントについて、お伝えしていきますね。

①習い事の種類

お子さんの習い事として、今は運動系・美術系・勉強系など、さまざまな選択肢がありますね。

そんな中で習い事を探すには、まず

  • A 得意なことを伸ばす
  • B 苦手を克服する

いずれかに、まずは焦点を絞ってみましょう。

「周りがやっていたから」という理由で、習い事を始められる方もいらっしゃいますが、A・Bどちらにも当てはまらない場合は、一度、家族でご相談してみることをおすすめします。

A「得意なことを伸ばす」場合は、始めるにあたって、お子さんも興味があることなので、ワクワクした気持ちでスタートできると思います。

しかし、B「苦手を克服する」場合は、スタート時点でのお子さんの気持ちと、ちゃんと向き合うことが大切になります。

「この習い事を通じて、こんな風にいい方向に変化するよ」という情報をしっかり伝えてあげて、お子さんが”そうなりたい“と思えるかどうかは、非常に重要なポイントです。

「あなたは◯◯が苦手なんだから、この習い事をがんばりなさい」と強制的にスタートさせてしまうと、お子さんのやる気も出ませんし、習い事で目指す効果が薄れてしまいます。


ダンスにおいては、体を動かすことは好きなのに「人前が苦手」で、体験レッスンにお越しになるケースが多いように感じます。

このケースのお子さんは、だまって下を向いていることが多いです。
(楽しそうだけど、自分にできるかわからない)きっとそんな思いを抱えていることでしょう。

当校の場合は、このようなケースのお子さんたちと多く出会っているので、数ヶ月数年後には、お友達と仲良く笑い合い、数百人を前にしたステージで堂々と踊る成長を見届けております。

★事例にご興味ございましたら、こちらのブログもぜひご覧ください★

このような成長こそ、習い事の醍醐味だと思います。

②自宅からのアクセス

もちろん、自宅から近いに越したことはないでしょう。ただ、遠くてもなんとかしてその習い事に通わせたいという方もいらっしゃると思います。

通ううえでの大変さは、保護者の方が、その習い事の送迎を「できる」「できない」により、大きく変わってくるでしょう。

当校のデータでは、自転車で片道15分圏内の方が非常に多いです。
少し遠くても、お隣の区からなど、片道30分圏内が大半です。

非常に稀なケースですが、過去には車で往復2時間の方もいらっしゃいました。
(そのように熱心なお気持ちで通っていただき、心から感謝しております。
思春期の息子さんと、車の中でコミュニケーションを取る、大切な時間にされていたそうです)

 

通う時間と関係があるのは、1日のスケジュールです。

園児であれば、まずは就寝時間から逆算して、その習い事に行ったあと、ご飯と入浴の時間を確保できるかどうか? そこが重要なポイントです。

小学生以上であれば、まずは、宿題・夕食・入浴の時間の確保をしてから、その日常に習い事を組み込めるかどうかを考えられるといいですね。

習い事の時間が1時間、そこに通うために片道15分かかるのであれば、合計1時間半必要になります。

園児・小学校低学年は、午後4〜6時台の開始のクラスが多いです。

小学校中学年以上の、レベルが上がったクラスとなると、7時台スタート、8時台終了と、時間が遅くなってくることもあると思います。

ダンスの実力が高くなると共に、体力もついてくるものですが、やはり個人差はあるもの。
このクラスには、ダンス前に宿題・夕食まで済ませて、帰ったら入浴して就寝、という工夫をしている子もいます。

③通える曜日

送迎が必要かどうかは、曜日やクラスの選択にも関わる問題です。

お子さんが低年齢であれば、保護者側のスケジュール調整も必要になってきますね。

平日の帰宅が遅く、夕食の準備など慌ただしくされるご家庭では、習い事は土曜日に集中させているという方々が多い印象です。

習い事をスタートされる前に、まずは、1日のスケジュールと週間のスケジュールを確認して、その習い事と日常の両立が可能かどうかを、しっかり検討されたほうが、長く続けられる環境になると思います。

スタート時点では、やる気に満ちあふれていますから、「1日くらい、睡眠時間を削っても大丈夫」と思われるかもしれません。

しかし、無理なスケジュールだと、たった週1回でも、全体のバランスが崩れ、体調を壊しがちになったり、学校の授業に集中できなくなったりすることもあります。
習い事を始めたメリットより、私生活へのデメリットの方が大きくなりかねないので注意したいですね。

④月々の費用

こちらは、習い事の種類や各ご家庭によって事情が違ってくるかと思います。
大阪市であれば、小学校5年生以上が「塾代助成」という名称で、月額1万円まで習い事の費用を助成してもらえる制度もあります。
利用施設は、申請がおりている店舗のみとなりますので、体験問い合わせの時に、あわせてご確認いただくといいと思いますよ。

(当校は塾代助成参画事業者です)

⑤成果発表の費用

成果発表は、習い事によっていろいろな形があると思います。

テストの結果で成長を感じられる、勉強系の習い事。
発表会で技能を披露する、音楽系の習い事。
試合で能力を発揮する、スポーツ系の習い事。

ダンススタジオとしては、発表会があります。

体験の時には、成果発表での費用を確認するといいと思います。

発表会費用は、千差万別です。

当校の場合は、

  1. 参加費
  2. 衣装代

のみです。

お客様の入場料は無料で、写真やDVD(ブルーレイ)は希望者のみの購入になります。

他のスクールの場合では、

  1. 参加費
  2. 衣装代
  3. DVD代
  4. 入場料(お客様分)※ノルマ制のケースもあり。
  5. 別途リハーサル代

などもあります。

※3〜5は、スクールによって異なります。


非常に良心的なところもありますが、ある習い事では、成果発表の舞台に立つために10万円以上かかる場合もあります。

習い事を始める場合は、成果発表の場の費用もあわせてご検討されることをおすすめします。

⑥先生の質

こちらはぜひ、見学の際にしっかりと吟味されたほうがいいと思います。

ダンススクールのケースでご紹介させていただきますね。

ダンスインストラクターは、ライセンスを持つ必要はなく、そのスタジオに採用されるか、もしくは自分でクラスを開講することで「インストラクター」となることができます。

ですから、学生でもなれますし、働いた経験がなくても「ダンスインストラクター」と名乗ることができます。

(教える内容によっては、ライセンスを取得しないと指導できない業種もあります)


保護者の方には、習い事の先生側がこのような状況であることを前提に、受講する大事なお子さんのために、大人の目線から、その先生の日常の態度や人柄を注視していただければと思います。

注視のポイントとしては、

  • お子さんや保護者の方と、目を合わせてしっかりあいさつしているか?
  • クラスの子の名前をしっかり覚えているか?
  • 清潔感があるか?
  • 子どもたちと楽しそうに接しているか?
  • うまく取り組めない子にどのような態度を取っているか?
  • どんな言葉づかいか?

などなどです。

先生という業種は、例えば世界中を飛び回って、華々しい活躍をしている人であっても、必ずしもいい指導者というわけではありません。
素晴らしい経歴があっても、教える技術はまた別だからです。


しかし反面、何の経歴も実績もない人が、ダンスが上手で人柄がいいというだけで、優れた指導者になれるでしょうか?


先生業は、その先生の経験値により、教えられる内容が変わってきます。

その先生自身が、どのような経歴で、指導者としての仕事に誇りを持って、子どもたちを大切に育てているか? 
体験が見学可能な施設の場合は、保護者の方自身で見きわめて、その先生や施設とお付き合いをスタートされるかどうかを決めるといいと思います。

他には、先生と保護者の方との関係性も、重視したほうがいいでしょう。

何かあった場合に相談しやすいかどうかは、子どもの習い事としては非常に大切だからです。

また、個人的な意見ですが、「避けた方がいい」と思うのは、「これを練習させておいてください」
という表現をされる先生や施設です。

自主練や自主学習は必要なことですが、「本人にやる気を出させるまでが、指導者としての役割」だという理解が欠けているように感じます。
保護者の方に「練習させてください」と要求するのは、私にはいい先生や施設だとは思えません。

そのような場に通う子たちは、自主練や自主学習をしているので、レベルの高い子が多く見えるかもしれませんが、その環境の中で「ちゃんと子どもたちの自主性が育っているかどうか」は、大人の目線でご判断された方がいいと思います。

費用も時間もかかるせっかくの習い事ですから、「させる」のではなく「自主的にやってみたい」という心を育てられる指導者のもとで始めるほうが、将来的にはきっとお子さんの成長につながると思います。

⑦受講するクラスの雰囲気

習い事では、初めてでもすんなり受講できる子もいれば、そうではない子もいます。
集団での習い事の場合は、見学の際に、個性の違う子どもたちを、先生がどのように声かけして、クラス全体をいい雰囲気にしているか、ご覧になるといいと思いますよ。

私の息子たちが通っている空手道場での経験です。

体験に伺った時、受講者の子どもたちのほうから「こんにちは〜」と笑顔で声をかけてくれたのです。

息子の名前も向こうから聞いてきて、仲間の輪に誘ってくれました。
いざ、稽古が始まると、師範は礼儀を大切にした指導をされていました。

子どもたちの目を見て、時には厳しく、時には優しく、心を込めて指導される姿が印象的でした。

⑧得られる技能

習い事によって、いろいろな技能を身につけることができると思います。

運動系・勉強系・音楽系・クリエイター系など、近年は非常に種類が増えました。

さらには、コロナ禍を経て、対面・オンラインと、受講スタイルも選択できるようになりました。

  • 得意を伸ばす
  • 苦手を克服する
  • 世界観を広げる
  • 経験を増やす

習い事によって、たくさんのものを得ることができます。
保護者の方ご自身の人生経験を振り返り、お子さんの性格や得意不得意なども含めて考える機会にもなりますね。
習い事を探す時間もまた、素敵な時間になるといいですね。

⑨スタートする時期

早いものでは、0歳児からスタートできる習い事が存在します。

当校は歩ける前後、1歳頃から受講が可能です。
(歩ける子は、0歳も可能)

しかし、多くの習い事は、年中さんからのスタートが大半です。

その理由は、幼い子を指導するには、特別なスキルが必要だからです。

年中さんぐらいになると、園での集団生活の経験がある子が多く、習い事の環境でも「先生」の存在を認識し、「先生のお話はしっかり聞きましょう」が身についている時期です。

このぐらいの年齢になると、対応できる指導者も多くなってきます。

「でも我が家は、もっと小さいころから始めてみたい」という方。

当校は、低年齢からの指導を長年行っており、その時期からの習い事の効果を、存分に実感しているため、年齢が低い時から始めるのは、とってもおすすめだと感じています。

ただ、一番大切なのは、お子さん自身のやる気です。

「やりたい!」と興味を持った時が一番のスタート時期。
やりたがっていない時に無理矢理始めるより、お子さん自身の気持ちを尊重されるのが大事だと思います。

とはいえ、お子さんが知っている世界と、保護者の方が見えている世界には視野の違いがありますから、

「まずはお試しで行ってみない?」

そんな風に、いろいろな習い事を体験してみると、お子さん自身も、「行ってみたら楽しかった!」と新しい世界に興味が持てるようになるかもしれません。

⑩かけもちする習い事の数

これは、お子さんの性格によって決めるといいと思います。

好奇心旺盛で、いろいろな事に興味があるお子さんは、こんな感じです。

ダンスでのかけもちですと、ヒップホップ・ロック・ジャズヒップホップと、1週間にいろいろなジャンルを習う子もいます。

ダンスと他の習い事のかけもちですと、ダンス・塾・スイミングや、ダンス・絵画・そろばんなど、目的別に「体を動かすもの」「学力アップを目指すもの」「芸術性を磨くもの」などを組み合わせるご家庭もあります。

  • 「かけもちのスケジュールをこなせるタイプか?」
  • 「一つのことにじっくり集中するタイプか?」

当校の生徒たちも、それぞれで違いがあります。
それぞれのタイプで、こんな強者たちもいたのでご紹介致しますね。

◆かけもちタイプ

芸能活動とダンス両立)

アイドルとして芸能活動をしながら、部活動も積極的に行っていました。
部活後、当校のダンスレッスンに通うため、往復1時間かけて通学していました。
在籍期間は12年。年少さんから中学校3年生まで在籍しました。

受験とダンスの両立)

中学受験へ向けて、小学校時代3年間、塾とダンスを両立させていました。
無事に合格後は、他府県の中学校に通い、部活をした後、当校に週2回通学しました。
在籍期間は12年。ダンスが勉強の息抜きにもなっていたそうです。

部活とダンスの両立)

強豪校のダンス部に在籍し、レギュラーとして全国大会に出場し、3年生では部長も務めました。
当校での在籍期間は12年。
小学校1年生から高校3年生まで、受験やテスト期間もうまく両立させていました。

映像クリエイターとダンスの両立)

東京と大阪を行き来しつつ、映像クリエイターとして大手と契約する姉妹。
映像制作のため、覚えることも日々膨大にある中、当校のダンスの自主練も手を抜きません。在籍期間は、まもなく10年です。


ここに挙げた子たちに共通しているのは、複数のタスクをこなす経験が豊富なことです。

彼らは、園児時代からダンスを始め、小学生時代に徐々にレッスン数や習い事を増やしていきました。

年齢があがり勉強が難しくなろうと、ダンスが難しくなろうと、効率よく努力する方法が身についているので、ダンスの自主練も必ずしてきます。
すごいな〜と、いつも感心しています。

◆じっくりひとつのことに集中タイプ

世界レベルのブレイクダンサー)

幼稚園入園前から当校に通学し、いろいろなジャンルのダンスや、コンテストでの経験を重ねました。
小学校低学年の時、自分が集中したいブレイキングに絞り、努力を続けました。
そして、小学校5年生の時、フランスでの世界大会で2位に輝いた子がいます。

農林水産大臣賞)

生き物とダンスが大好きな男の子。
自由研究で小学校2年生の時、農林水産大臣賞を受賞しました。
現在は、生き物の研究に専念しています。


かけもちして能力を伸ばしていく子、ひとつのことと向き合って能力を伸ばしていく子、様々ですね。

 

ここまで、習い事を賢く選ぶ10のポイントをご紹介させていただきました。

学校生活だけでは得られないのが、習い事での経験です。

この記事を見ていただいた皆さんとご家族が、素敵な習い事に出会えることを、心より願っています!


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